Apple Pay決済 概要

Apple Pay決済とは

iPhoneやiPadでのTouch IDを利用して決済、もしくは過去の決済で利用されたトークン情報を利用して決済が可能です。

お客様はApple Payにクレジットカードを追加し、Touch IDを利用してホームボタンに指で触れるだけで支払ができます。

暗号化、トークン化により加盟店様はクレジットカード情報に触れることなく決済可能です。

処理フロー説明
  1. 暗号化された決済情報の送信(お客様→加盟店様サイト)
  2. 暗号化された決済情報での決済処理(加盟店様サイト→当サービス)
  3. トークン番号で決済(当サービス→カード会社)
  4. 決済結果返却(カード会社→当サービス)
  5. 決済結果返却(当サービス→加盟店様サイト)
  6. 決済結果通知(加盟店様サイト→お客様)
  7. サービス提供(加盟店様サイト→お客様)
  8. 入金(お客様→カード会社)
  9. 入金(カード会社→当サービス)
  10. 入金(当サービス→加盟店様)

■Touch IDを利用して決済する
決済時にお客様のiPhoneやiPadのTouch IDを操作し、決済できます。

■過去の決済で利用されたトークン情報を利用して決済する
Touch IDを利用して決済したトークン情報を当サービスに登録することで、次回決済時にTouch IDを操作せずに決済できます。
(お客様は操作することなく決済できます。)

取引状態

取引状態 説明
未決済 UNPROCESSED 決済が完了していない状態
(お客様がご注文途中に離脱が主な原因)
仮売上 AUTH 決済が正常に完了し、決済利用枠を確保した状態
(お客様への請求は発生しません)
取消 CANCEL 確保した決済利用枠を解放した状態
実売上/即時売上 SALES/CAPTURE 決済が正常に完了し、売上確定した状態
返品 RETURN 確定した売上を返品した状態

取引状態遷移

各操作を行った際の取引状態の遷移です。
「-」は、該当する結果、もしくは操作がないことを表しています。

操作 操作結果 操作前の状態 操作後の状態
取引登録 - - 未決済
決済実行 成功 未決済 仮売上
即時売上
失敗 未決済
実売上 成功 仮売上 実売上
失敗 仮売上
決済取消 成功 仮売上 取消
失敗 仮売上
返品 成功 実売上/即時売上 返品
失敗 実売上/即時売上
金額変更 成功 仮売上/実売上/即時売上 仮売上
即時売上
失敗 仮売上/実売上/即時売上

取引状態における可能操作

取引状態 取引登録 決済実行 実売上 決済取消 返品 金額変更
未決済 - - - - -
仮売上 - - -
取消 - - - - - -
実売上/即時売上 - - - -
返品 - - - - - -

接続方式別の対応状況

接続方式 対応状況
プロトコルタイプ
モジュールタイプ
リンクタイプPlus ×

注意事項

内容 説明
利用可能な決済金額 1円~9,999,999円 (利用金額と税送料の合計)
取引の売上確定(実売上)期限 仮売上日から60日以内
仮売上・実売上・即時売上の全額キャンセル、金額変更が可能な期間 売上(仮売上・即時売上、実売上)日より180日以内
※金額変更はお客様のカードの状態により失敗する可能性があります。
 失敗した場合には、元の取引状態が維持されます。
トークン情報の登録数 1会員IDあたり、最大5つのトークン情報を登録できます。
ご利用可能なブランドの制限 VISAブランドをご利用したお取引では以下機能を利用できません。
・金額変更
・会員ID決済
・ApplePay(ブランドトークン)登録

※新規お取引は可能です。
※VISAブランド以外のお取引は、これまで通りご利用できます。

ロゴについて

必ずロゴマーク利用ガイドラインをご確認の上ご利用ください。
下記ウェブサイトからダウンロードしてください。

https://developer.apple.com/jp/apple-pay/marketing/